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■環境関連のキーワード解説〜その4〜
前回までは生物多様性に関連する言葉の定義、意味を説明しましたが、いよいよ本題の生物の多様性がなぜ必要なのかに迫ってみましょう
◆生物多様性がなぜ必要なのか
端的に俗な言葉で言うと人類にとって困るからです。地球という1つの生態系の中に色々な生態系があり多種多様な生物や非生物が渾然一体となって(バランスよくつながりを持って)存在していますが、その(創造の神が創ったと考えてもいい)絶妙のバランスが何かの理由で崩れる(人為的に崩す)と多くの種が絶滅し、回り回ってその中の一員である人類も滅亡の危機を迎えます。
現に近年地球では多くの種が速いスピードで絶滅しています。例えばもしミツバチなど蜂類が絶滅すると植物の花が咲いて受粉してくれないので実がならず皆さんの好きな野菜や果物が食べられなくなるのですよ。
また、森林を伐採しすぎて洪水が発生し多くの人が亡くなった話も聞きますね。近い例では人間が獲り過ぎてマグロが絶滅すると、マグロ好きの人は困りますね。その原因を人類が知らずに積極的に?作っているとも言われています。
もっとひどい例で海に毒や細菌を流し魚が全部住めなくなり絶滅したらもっと困りますね。では以下に人類がどんな恩恵を受けているかを見てみましょう。
★生態系サービスと言う考え方
最近、生態系サービスという言い方をよく聞くようになりました。
確かに色々な生き物がいたほうが良いけど、名も知らない虫や鳥がいなくなったからといって私たちの幸せに何の影響があるの?害虫や害鳥はいなくなったほうがいいのでは?と思う人も多いでしょう。そこでわかりやすい概念として生まれたのが生態系サービスという概念(考え方)。
生物多様性があることから生態系サービスが提供され、人類はその生態系サービスに支えられている考え方です。
★生態系サービスとは
生態系サービスとは生態系から人間がえられる便益(恩恵)です。
この考え方は2005年に国連の機関から発表された「ミレニアム生態系評価」(2001年アナン事務総長の呼びかけで世界95カ国1300人以上の科学者などが参加して作成)の中で、生態系の現状と動向、生態系の保全やその持続可能な利用、人間の福利に対する貢献に関して科学的な根拠がまとめられています。
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