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最近若い女性にも増加している子宮筋腫。名前は聞いた事があるけれど、どういう病気なのか知らない方も多いのではないでしょうか?そこで今回は子宮筋腫について調べてみました。
●子宮筋腫とはどういう症状? 子宮筋腫は、子宮の中にできるこぶのようなもの。子宮の筋層内にできるものと、内膜にできるもの、子宮の外側にある腹膜にできるものの3タイプがあります。筋層内の筋腫が最も多く、全体の70%を占めています。また、違うタイプの筋腫が同時に複数できることもあります。 筋腫ができる原因はよくわからないそうですが、子宮内に発生した筋腫の芽が女性ホルモンのエストロゲンの影響を受けて大きくなると考えられているそうです。ガンとは違い、良性の腫瘍なので大きくなっても命に関わることではなく、転移もありません。 子宮筋腫があっても小さいうちは症状が出ないケースが多く、自分でも気がつきません。大きくなるにつれて月経過多や貧血、腰痛、頻尿などの症状をひきおこし、お腹の上からしこりが触れることもあります。ただし子宮の外側の腹膜にできた場合は、比較的症状が少ないので、妊娠か?と思うくらいにお腹が膨らんでも出血量は増えず、痛みもないという人が少なくないそうです。 子宮筋腫が悪性に変化することはほとんどありませんが、中には内腫(悪性腫瘍のひとつ)と見分けがつきにくいものもあります。筋腫が数ヶ月で急激に大きくなるような場合は、注意が必要です。このようなケースは子宮筋腫がある人の1000人に1人程度と非常にまれなので、定期的に検診さえ受けていればそれほど心配はないようです。 筋腫があっても妊娠はできますが、内膜に出来た場合は、受精卵が着床しにくいこともあります。筋腫の大きさが直径5cm以上になると、子宮の内腔が変型し不妊になりやすいとされています。また、筋腫がある人では、妊娠後の流産の確率もやや高くなっています。 ●治療方法 検査で子宮筋腫が見つかっても、症状が重くなければ、特に治療もせずに様子を見ます。症状が軽い場合は、副作用の少ない漢方薬が使われています。体質によって飲む漢方も様々ですが、数ヶ月〜数年の服用で、2〜4割の患者が症状が軽くなったり、筋腫の増大が抑えられるといった効果があるそうです。 貧血がひどく、しかも鉄剤を飲んでもよくならない時は、「偽閉経療法」を行います。GnRHアナログという薬で卵巣から出るホルモンの分泌を抑えて閉経状態を作りだすそうです。ただしこの療法は、副作用として、ほてり、肩凝り、めまいなど更年期障害に似た症状が出ることもあるそうです。また骨粗しょう症にもなりやすくなるため、続けて飲むのは長くて半年。治療をやめてしまうと2〜3ヶ月で筋腫が元の大きさに戻ってしまうという難点があります。この療法は、主に閉経間近の人が閉経を迎えるまで用いたり、手術に向けて一時的に筋腫を小さくする目的で行われるそうです。 ●手術法 手術法には大きく分けて2つあり、子宮全体を取る「子宮全摘術」と、筋腫だけを取る「子宮核手術」です。筋腫の大きさや場所、妊娠を希望するかどうかで手術法が決まります。子宮を全部摘出すると、その後の妊娠は望めませんが、再発の心配はなくなります。子宮を残す手術法は、膣からメスをや内視鏡を入れて筋腫を切り取る方法や、腹腔鏡で病巣を見ながら削りとる方法があります。ただし、どんな筋腫にも行えるわけではありません。また、筋腫の芽が残れば数年後に再発することもあります。 新しい治療方法として「子宮動脈塞栓術」が最近注目されています。筋腫は子宮動脈から運ばれる血液から栄養素をもらって大きくなります。その動脈の血流を一時的に止めることで筋腫を小さくする方法です。手術は太ももの付け根に約1cmの穴を開け、そこから管を入れて体に害のない物質を送り込みます。筋腫の縮小率は、3ヶ月で50%、半年で70%程度。枯れた筋腫が膣から出てくる場合もあるそうです。傷が残らず子宮も残せますが、治療中にX線にさらされることもあり、妊娠を希望する人に行うかどうかは、医師により意見が分かれているそうです。 ここまで読むと、もし筋腫があったら妊娠できないかも・・・と不安になった方もいるかもしれません。でも筋腫があっても妊娠することはできます。 実は私も筋腫があるんです。筋腫は3cm、しかも子宮内膜症(本来子宮にあるはずの内膜が、飛び火して卵巣やお腹の中、腸、ぼうこうなどで増殖する病気)までありました。内膜症の症状がひどかったので、「腹膣鏡下手術」(お腹に開けた3ヶ所ほどの穴から、内視鏡や電気メス、レーザーなどを入れ、モニターを見ながら、病巣を焼く、嚢胞を取り除く、癒着をはがすなどの手術)を行いましたが、わずか2ヶ月で内膜症が再発・・・しかも筋腫は残ったまま。「妊娠は望めないかなあ・・・」と思っていた矢先に、なんと妊娠発覚(内膜症の手術6ヶ月後)!そして先月出産を無事に終えることができたんです。 だから安心して!というのはちょっと短絡的ですが、健全な妊娠のためにも自分の体を知るということが大切です。病気を怖がらず、早期発見と計画的な治療の為にも定期検診を心がけて下さいね! | ||
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