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◆ Vol.98 『ロハス(LOHAS)ってなんだ?ロハスについて考えてみよう!』 今回はウンチクというよりはまじめなライフスタイルの話題を取り上げました。最近新聞やテレビで時々取り上げられるようになりましたが、LOHAS(ロハスまたはローハスと読んでいるが以下ロハスを採用)について紹介し、皆さんもロハスという生活スタイルについて一緒に考えていただきたいと思います。(けっして押し付けではありません)。 ◆LOHAS=ロハスとは
LOHASは英語のLifestyles of Health and Sustainabilityの頭文字をとった略語で、直訳すると「健康を重視し、持続可能な社会生活を心がける生活スタイル」という意味です。 持続可能な社会生活というところは環境を重視したと意訳したほうがわかりやすいですね。 で、おじさん流に優しくいいなおすと、 ●ロハスとは「『自分の体と心の健康と地球の環境を大切にしよう』という考え(価値観)をもって行動する(生活する)こと」です。 いま、健康や環境を重視した新しい価値観とライフスタイルを持つ「LOHAS PEOPLE」(ロハスピープル)が増えているのです。 心と体をという点ではヨガや健康体操をしたり、水泳をしたり、有機栽培野菜や低農薬の食品をたべるようにしたりとか...。(おじさんみたいにサプリメントに関心を持つのもいいのかな?)また心の健康という意味では趣味の世界に浸ったり読書をしたり音楽を聴く、落語やお笑いを見聞きするなんてのも良いですね。 環境重視という点では異常気象などから確かにおかしい、このままじゃあいかん、何とかせにゃいかんなとなんとなく思う人は多くなりましたよね。 そしてどうせ買うなら地球環境にやさしいエコ商品を買おうと考えたり、自らも身近なところで節電や省資源(水の節約など)に心がけたりそんな生活をしている人はかなり多くなってきましたよね。 ちっと皮肉なことに環境の京都議定書に反対したアメリカでは環境に熱心なロハスな人が約5000万人とも6000万人ともいわれ成人人口の約3分の1ぐらいいるのだそうです。 だから環境でリードしているトヨタやホンダの車がよく売れるんですね。 株式投資でも環境に熱心な会社に投資する人も多いんだそうですよ。 ◆ロハス(ロハスピープル)とエコロジー(エコロジスト)の違いは? 環境に対する考え方も微妙な違いがあります。エコロジストのほうが厳しくて、一方ロハスピープルの環境への取り組み姿勢は「あまり無理をしないで自分で出きる限りの持続可能なやり方で環境に配慮していこう」という点です。 (地球の持続可能ではなく自分が持続可能かどうかというところが面白いですね。正しくは自分のほうは継続可能というべきですかね。(^_^)) 例えばエコロジストは環境に悪い自動車やエアコンは買わないでおこう、使わないでおこうと我慢したり、環境破壊行動を見るとデモ行進したりして体を張って阻止しようとするなど激しい行動もいとわないというところがあります。 これに対してロハス派は、いまの便利な生活をやめて昔に戻ろうなんては思わないがなるべく環境にやさしいものを買ったり使おう。例えば車はやめて電車や自転車にしようではなく便利な車は自分の快適な生活のために買おう、だけどどうせ買うなら環境負荷の少ないハイブリット車を買おう。エアコンは一番エネルギー消費量の少ないメーカーのエコ製品を使おうという考え方です。 ◆ロハスな人ってこんな人 LOHAS Journalによるとロハスな人のイメージはこんな感じだと5つあげている。 これを難しく言うのが好きな人は「ロハスの5つのカテゴリー」と言っています。 ☆環境にやさしいライフスタイルを心掛けている。 (例えば、商品の選択をする場合、価格よりも性能が良い、環境に優しい、デザインが良い等が判断の大切なポイントと考えている。) ☆持続可能な経済の実現を願っている。 (例えば、地球環境に負荷をかけない、太陽光や風力発電等の自然エネルギーの活用、サスティナブルな農業、地球温暖化の防止、エネルギー源の水素化の実現など) ☆予防医学・代替医療を心掛け、なるべく薬に頼らない。 (例えば、運動、食育、医学についても気に掛けている...) ☆ヘルシーな食品やナチュラルなパーソナルケアー製品を愛用している。
(例えば、有機野菜や化学添加物の少ない食品を選び、自然系洗剤等を使う..) ☆自己啓発のために投資する。 (例えば、異文化との接触、ヨガや健康体操などの習い事、友人関係への時間投資、積極的に自己の能力開発..) 平均年齢は42歳、30%が大学卒、年収は全米平均以上、60%が女性といってます。 日本でも博報堂が首都圏在住者を対象にした調査では「現在はやっていないが、今後やってみたい環境配慮型の行動」として「環境問題に取り組みが進んでいる企業の品物を買う」という回答が65.1%でトップとなったそうです。 ●なんだ、それならオレだって、私だってそういう考えだよ。ただロハスという言葉は知らなかったが...。という人も多いかもしれませんね。今回知っていただいたので、今後は胸を張ってさらに進めてください。 まだやってなかった方も、例えば体に本当にいいものを食べ、身体をきたえたり趣味をみつけたりしながら、自分の出来る範囲で地球環境を意識しながら暮らすというところあたりからはじめたらいかがでしょう。マイペースで良いというところが参加しやすいですね。 ここでやめてもいいのですが、ウンチクコーナーで取り上げたので人に知ったかぶりをするためにもう少し掘り下げておきましょう。興味ある方、一儲けしたい方など引き続きお読みください。 ◆LOHASの言い出しっぺは? もちろんアメリカではやりだしたのでアメリカの人または会社なのでしょうが、その前に、 ★日本にLOHASを紹介したのは? 日本に初めてLOHASを紹介したと言われるのは、消費生活アドバイザーの大和田順子氏で、2002年9月21日付日本経済新聞でレポートしたのがきっかけとなり、だんだん広がり最近ではしばしば目にするキーワードとなりました。 これは日本にも「ローハスクラブ」というのがあり、このHPより仕入れたものです。興味あればこちらをご覧下さい。 → http://www.lohasclub.org/100.html ★世界で最初に言い出したのは? 上記の大和田さんのレポートによると、1998年にアメリカの社会学者と心理学者が提唱したのが始まりだそうです。 ●社会学者のポール・レイ氏と心理学者のシェリー・アンダーソン氏が、新しいタイプの人々として「カルチャークリエイティブ」を提唱したのが始まりだったこれは単に環境への配慮に心を砕くだけではなく家庭や地球環境、さらには社会の未来像といった個人生活の分野にも総合的に深い関心を示す人々のこと。 それを受けて企業がそういう人向けに商品やサービスを開発して売り込もうというマーケティングをやりだしたわけです。 ●そして最初に「LOHAS」というコンセプトを提唱したのはアメリカコロラド州の「ガイアム」という会社です。それがだんだんと広がったわけです。だからロハスとはそもそもは米国で生まれたマーケティング用語(造語)なのです。 ◆米国でロハスは次の3つの視点を持っている。
全世界では欧州には同様の考えの人は8000万人ぐらい居ると見られ、80兆円ぐらいになるのではと見られています。 その市場で一儲けしようと多くの人や企業が鵜の目鷹の目でねらっており、この層にマッチした新しい商品やサービスを提供(しようと)しているのです。 ●ロハスをやっている人は綺麗な心の人たちなのですがね。取り巻きは資本主義のお金儲け優先の汚い世界ですよ。 ただ、枯れたおじさんは皮肉っていますが、ピンと来た人はぜひ新しいビジネスや商品、サービスの提供で持続可能な会社づくりに役立ててください(^_^)。この市場は宝の山ですよ。 ◆日本での知名度 これは朝日新聞で読んだ情報ですが今年7月に電通が行なったインターネット調査では「ロハス」という言葉を知っていると答えた人が22.1%だったそうです。 その中で、50代の女性が29.0%と一番高く、関東関西では、関東が26.8、関西が20.3%だったそうです。 まだまだ低いですが名前を知らないだけでこういう考えの人はかなり多いと思います。最近新しい商品やサービスのキーワードとしても世の中に急速に浸透しているようです。 テレビでやってたのでは店の看板にロハスと言う言葉が見られるというのを紹介していました。「ロハスな人に」とかあるレストランでは「ロハスメニュー」というのがあるなど。 参考資料: ローハスクラブHP http://www.lohasclub.org/ ※朝日新聞11/3別刷り特集 ◆まとめ いかがでしたか?一般市民としてはあなたの考えに近いところにありませんか余り気張らないでできる範囲でなるべく...というところが良いですね。 とりあえずは、体に本当にいいものを食べ、自分の出来る範囲で地球環境を意識しながら暮らすというところあたりからはじめたらいかがでしょう。 企業戦士(ビジネスマン)としては目の色を変えてロハス(ピープル)市場でビジネスチャンスを見つけて展開してほしいですね。皆さんの会社が持続可能であるために一役買ってください。(^_^) | ||