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◆ Vol.93 『お中元、暑中見舞い、残暑見舞い』 今回は軽い季節ネタです。7月の季節ネタとして7/7の七夕。7/15のお盆、土用の丑の日とうなぎなど過去に取り上げました。 今回はお中元と暑中見舞い残暑見舞いについてです。 ◆お中元について
お中元とは、1年の上半期の区切りという意味で、日頃お世話になっている方々に感謝の気持ちをこめて贈り物をする習慣のことを言います。 ★お中元の由来 お中元の中元は7月15日のことです。お盆も同じ7月15日ですね。7月15日がキーワードです。 ☆さて、お中元のいわれですが 中国古来の祭りごと(道教の祭事)である上元(1月15日)・中元(7月15日)・下元(10月15日)の三元の内、7月15日の中元と日本古来のまつりごとの一つである7月の御霊祭における贈答習慣に加えて、インド発で伝来した佛教の7月15日に行われる盂蘭盆会(うらぼんえ=いわゆるお盆)とが重なったことから、お中元の贈答が行なわれるようになったそうです。いわば日中印合作ですね。 江戸時代以降、中元に親類や知人が往来し、盆の礼として贈り物をする風習が生まれ、だんだん今のようなお世話になった人に贈り物をする習慣へ変化していったと言われています。 ★何時贈るのか? 上記のいわれから判断すると本来は7月15日より少し前頃に直接行って渡すのがいいと思います。しかし今は便利になりましたから人に届けてもらいますね。 デパートなどではお中元は7月はじめから15日までに(届くように)贈るのものだといっています。 そしてそれ(7/15)を超えた贈り物は「暑中御見舞」で、立秋を過ぎたら「残暑御見舞」の熨斗(のし)をつけるべきといわれています。 ただお盆が絡んでいますのでお盆を月遅れで8月15日に行っている地方ではお盆までに贈ればいいわけで。お盆までに贈れば「お中元」だと言っています。 だから関西以西や東北など月遅れお盆実施地区へ贈るときは、例えば今年なら8月7日以降に贈るときああもう立秋すぎたから「残暑御見舞い」だと思って「残暑御見舞い」の熨斗をつけて贈るとかえって違和感があります。8月15日まで「お中元」の方がいいのです。 最近は東京のデパートなどでも7月15日で店じまいしないで8月15日ごろまでお中元商品のセールをやっているところもありますね。 お盆のマップが必要ですね。(-_-;) ◆暑中見舞い、残暑見舞い これはお中元の話ではなく手紙、葉書とかメールの話です。 ★暑中見舞いとは
☆広辞苑では、暑中に親戚知人などの安否を問うこと。また、その手紙。となっていますが普通に言うと ☆暑中見舞いは、夏の一番暑い時期に、暑気で体調を崩したりしていないか、相手の健康を気づかって送る手紙(葉書)です。 そして、家族や友達とのコミュニケーションになるのはもちろん、しばらく連絡を取っていなかった親戚や友人・知人に近況を知らせる良い機会になります。また、先生など目上の人へ日頃の感謝を伝える機会にもなるでしょう。 ビジネスでは、営業活動の一環として使うこともできます。営業では顔をつなぐのが大事な仕事ですが、年賀状と違い、たくさんやり取りされるものではないので、かえって相手の印象に残りやすいですよ。(決して郵政公社の回し者ではありません。(^_^)つまり、暑中見舞いは相手との関係を深めるチャンスなのです。 今では電子メールでもいいのですよ。 ★送る時期が少しうんちくネタ ○暑中見舞いを出す時期 ☆広辞苑の定義のとおり暑中に送ると言う所にこだわると 暑中とは二十四節気(にじゅうしせっき)の中の小暑と大暑の期間(ことし2005年では7月7日から立秋の前日8月6日まで)に送るものだと言う説もありますが、 ☆ただ、7月上旬は一番暑い時期というには少し早く、土用の期間(7月20日頃から立秋まで)に出すのが一般的です。 土用の期間というのは立秋から数えて18日(たまに19日の年もある)前です。 今年は7月20日が土用の入りです。だから7月20日〜8月6日の間がいいわけです。 ☆土用説に対して大暑の期間説もあります 暑中とは二十四節気(にじゅうしせっき)の中の「大暑(たいしょ)」にあたる期間のことで、立秋(りっしゅう)の前日までをいいます。 で今年は7月22日から8月6日までです。 土用説とは2日違うだけですが。 ●暑中見舞いは立秋以前というのは共通していて異論はありません ●立秋を越えると今度は「残暑見舞い」になります。これも異論はなし。 ●暑中見舞いのスタートはあいまい。 そこでおじさんの判断としては、七夕(小暑)以降、やっぱり梅雨明けして暑い日が続くようになってから送るというところを基準ににしたらいいかもね。 後ろの立秋までと言う部分は勝手に変えられません。(-_-;) ○残暑見舞いを出す時期 ☆「残暑見舞い」は立秋(2005年は8月7日)以降から8月いっぱいまでです。 時期がずれると失礼になります。9月にいくら暑くても残暑見舞いは出さないほうがよいのです。 立秋以後とか9月に着くかもしれないと心配しないしないようになるべく該当期間の早い時期に出すようにしたほうがいいですね。 ●余談的補足● ★暑中見舞いの由来 暑中見舞いは、「お盆に親元や仲人などを訪問し、贈り物をする風習が簡略化したもの」だとする説もあります。(なんだお中元の簡易版か) だからお中元といっしょに取り上げたのですが....。 ただこれを採用すると暑中見舞いを出す期間が月遅れお盆などでぐちゃぐちゃになるのでそっとしておきます。(^_^)心の隅に留め置きください。
●余談のサービス● ★今年(2005年)の土用の丑の日は うなぎの災難の日土用の丑の日は上で説明した夏の土用の期間(7/20-8/6)の丑の日で、めぐり合わせによっては2日間ある年もありますが、今年の土用の丑の日は7月28日1日だけです。 | ||